2024年1月19日発売
Track listing
- Intro
- Manimal
- All Night
- Ain’t No Stoppin’ (featuring Mark Boals)
- Ten Minutes
- Eternal Fire
- Remember You
- Venom
- Marching On (featuring Henrik Skar)
Personnel
- Chris Hoüdini- Lead vocals
- Nikki DiCato– Guitars, backing Vocals
- Andy Sweet– Bass, backing Vocals
- Freddy Kixx– Drums, backing vocals
80年代グラム・メタルの熱き魂!NOTÖRIOUS『MARCHING ON』徹底レビュー
ノルウェー発のグラム・メタル・バンド NOTÖRIOUS が待望の2ndアルバム『MARCHING ON』をリリース!前作『NOTÖRIOUS』に引き続き、80年代の煌びやかなメタル・エッセンスが全開となった本作は、往年のファンだけでなく、新たなメタル愛好家の心をも掴むこと間違いなし。では、その魅力に迫っていこう。
圧巻のゲスト参加!マーク・ボールズが彩る名曲
アルバムのハイライトの一つは、 イングヴェイ・マルムスティーン・バンド で活躍した実力派ヴォーカリスト マーク・ボールズ の参加だ。「Ain’t No Stoppin’」での彼の歌声は、まさに圧巻。NOTÖRIOUSのメンバーがイングヴェイからの影響を公言しているだけあり、ギターソロのスピード感やフレーズにもそのDNAを感じることができる。
洗練されたサウンドプロダクションと極上のギターソロ
今作のサウンドは、まるで L.A.メタル 全盛期の華やかさを彷彿とさせながらも、緻密に計算されたアレンジが光る。特にギターソロは、卓越した演奏技術とキャッチーなメロディが融合し、曲の流れに絶妙なアクセントを加えている。この完成度こそが、NOTÖRIOUSならではの魅力だ。
個人的なベストトラック:「Ten Minutes」の不思議な魔力
モトリー・クルーを思わせるリフと、進行につれて LOUDNESSの「Milky Way」 をも感じさせる展開が実にユニークな「Ten Minutes」。一聴するとシンプルながら、聴けば聴くほど深みが増していくこの楽曲は、ぜひヘッドフォンでじっくり味わってほしい。
ヘヴィ・メタル魂が炸裂!タイトル曲『Marching On』
アルバムのラストを飾る「Marching On」は、グラム・メタルだけにとどまらない ヘヴィ・メタルのエネルギー が詰まった楽曲だ。圧倒的な疾走感とパワフルなリフで締めくくられる構成は、アルバム全体の締めくくりとしても完璧な仕上がり。タイトルをこの曲にした理由は、おそらくバンドの遊び心とこだわりの証なのだろう。
総評|NOTÖRIOUSの音楽は時代を超える
80年代グラム・メタルの熱き魂を現代に蘇らせたNOTÖRIOUS。 彼らの楽曲は、往年のファンには懐かしさと高揚感を、若い世代には新鮮な驚きを与えてくれる。珠玉のサウンドと圧巻のパフォーマンスが詰まった『MARCHING ON』を、ぜひチェックしてほしい!
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