1985年発売
収録曲
- In and Out of Love
- Price of Love
- Only Lonely
- King of the Mountain
- Silent Night
- Tokyo Road
- Hardest Part Is the Night
- Always Run to You
- (I Don't Wanna Fall) To the Fire
- Secret Dreams
メンバー
- Jon Bon Jovi – lead and backing vocals, additional rhythm guitar, occasional “noise guitars”
- Richie Sambora – backing vocals; electric, acoustic, and 12-string lead and rhythm guitars
- Alec John Such – backing vocals, bass
- Tico Torres – drums, percussion, backing vocals
- David Bryan – backing vocals, keyboards
BON JOVI『7800° Fahrenheit』:時代を焦がした熱き魂のロックアルバム
BON JOVIの初期衝動が詰まった名盤
80年代のロックシーンを駆け上がり、世界的な成功を収めたBON JOVI。彼らの音楽は、キャッチーなメロディーと情熱的なパフォーマンスが融合した、唯一無二の魅力を放っています。そんな彼らの2枚目のアルバム『7800° Fahrenheit』は、ハードロックとポップの絶妙なバランスを持ち、後の大躍進を予感させる重要な作品です。本記事では、このアルバムが持つ熱量と、収録曲の魅力を深掘りしていきます。
ロック魂を燃やす主要楽曲レビュー
「オンリー・ロンリー (Only Lonely)」— 心に残る哀愁のメロディ
本作の中でも特に印象的な一曲「オンリー・ロンリー」。ジョン・ボン・ジョヴィの力強いボーカルとリッチー・サンボラのギターが織りなす、エモーショナルなサウンドが特徴です。哀愁を帯びたメロディーは一度聴いたら忘れられず、多くのファンの心を揺さぶり続けています。
「ハーデスト・ナイ (Hardest Part Is the Night)」— 叙情的なロックナンバー
この曲は、BON JOVIが持つメロディアスな楽曲の魅力を存分に引き出しています。リッチー・サンボラのギターソロが光るこのナンバーは、80年代のロックファンにはたまらない一曲でしょう。疾走感と哀愁が融合したサウンドが、このアルバムの持つエネルギーをさらに引き立てています。
「TOKYOロード (Tokyo Road)」— 日本のファンへの特別なメッセージ
BON JOVIが日本の音楽市場を意識して制作した「TOKYOロード」は、異国情緒あふれるメロディとジョンの日本語フレーズが印象的な楽曲。バンドの国際的な視点を感じることができる一曲で、日本のファンにとっては特別な意味を持つ作品です。
アルバムが放つ熱きエネルギー
『7800° Fahrenheit』は、BON JOVIが世界的なブレイクを果たす前の重要なステップでした。このアルバムには、後の大成功を予感させるキャッチーなメロディーと、ライブパフォーマンスを想起させる情熱的な楽曲が詰まっています。彼らの原点を知るには、欠かせない作品と言えるでしょう。
まとめ:今こそ再評価すべきBON JOVIの初期作
BON JOVI『7800° Fahrenheit』は、80年代ロックのエネルギーと、バンドの成長を感じられる作品です。名曲「オンリー・ロンリー」「ハーデスト・ナイ」「TOKYOロード」など、聴きどころ満載。まだこのアルバムを聴いたことがない方は、ぜひこの機会に触れてみてください!

