2017年1月18日発売
Track listing
- SAYONARA RIVER
- OVERDRIVE
- WABISABI
- AISHI-AISARE
- シラセ
- ERROR MESSAGE
- NISHI-HIGASHI
- 苦悩の果てのそれも答えのひとつ
- MARIE
- BLINK
- MY HEART YOUR HEART
- TROPHY
Personnel
- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞・作曲・編曲
- スティーヴィー・サラス:ギター、全曲作詞・作曲・編曲
👇その他のメンバーは下記を参照してください。
INABA / SALAS『CHUBBY GROOVE』レビュー:ジャンルを超えた音楽の魔法
稲葉浩志×スティーヴィー・サラス:唯一無二の音楽的コラボレーション
『CHUBBY GROOVE』は、日本の伝説的バンドB'zのボーカリスト・稲葉浩志と、アメリカのギタリストでプロデューサーでもあるスティーヴィー・サラスによるコラボレーションアルバムです。2017年にリリースされたこの作品は、ロックをベースにしながらも、ファンク、R&B、ブルースなどのジャンルを見事に融合したサウンドが特徴です。
アルバムの聴きどころ
アルバムはジャンルの枠を超えた大胆な音楽的アプローチで、幅広い楽曲が詰まっています。例えば、オープニングトラック『SAYONARA RIVER』では、民族音楽的なイントロから軽快なリズムが展開され、明るくキャッチーなメロディが聴き手を魅了します。一方、『ERROR MESSAGE』では鋭いギター・カッティングやスラップベースが際立つ、ダンサブルなリズムとメロディが融合しており、サビのロングトーンが記憶に残ります。
稲葉浩志とスティーヴィー・サラスの化学反応
稲葉さんの力強いボーカルとサラスさんのエネルギッシュなギターワークは、両者の個性を最大限に引き出し、聴き手に新鮮な驚きを与えます。この組み合わせは、特に『BLINK』や『MY HEART YOUR HEART』のような楽曲で感情豊かな表現が際立ち、彼らならではの音楽的なグルーヴ感を存分に堪能できます。
収録曲のハイライト
- 『OVERDRIVE』:疾走感溢れるエネルギーがリスナーを躍らせる。
- 『WABISABI』:ファンキーなギターリフと変化に富んだ曲調が印象的。
- 『シラセ』:ノスタルジックな雰囲気を醸し出すスローバラード。
さらに、個性が際立つトラック『苦悩の果てのそれも答えのひとつ』では、ハードロックとダンスミュージックが見事に融合し、新たな音楽的境地を切り開いています。
総評
『CHUBBY GROOVE』は、稲葉浩志さんのボーカルの魅力と、スティーヴィー・サラスさんの多才なギタープレイのコラボレーションによって生まれた、まさに音楽の魔法とも呼べる作品です。彼らの音楽はジャンルの壁を越え、多くのリスナーの心を掴む力を持っています。