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PINK CREAM 69 / Change

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🌈変化を受け入れる勇気──PINK CREAM 69『Change』が教えてくれたこと

1995年、時代はグランジの波に揺れていました。
そんな中、PINK CREAM 69は“変化”という名のアルバムを届けてくれました。

それは、ボーカル交代という大きな転機を経て生まれた作品。
でも、変わったのは声だけじゃなかった。音の質感、メッセージ、そしてバンドの在り方そのものが、静かに、でも確かに変わっていたのです。

📀基本情報|PINK CREAM 69『Change』

項目 内容
リリース日 1995年3月17日
ジャンル ハードロック、グランジ、メロディアス・ロック
レーベル Epic Records
収録曲数 12曲
総再生時間 約48分
メンバー David Readman (Vo)、Alfred Koffler (Gt)、Dennis Ward (Ba)、Kosta Zafiriou (Dr)
追加ミュージシャン David A. (Key)、Bateke (Percussion)
リマスター盤 2008年再発盤(音質向上+ボーナストラック追加)

🎶トラックリスト|全12曲の構成

# 曲名 時間
1 Funny Words 4:37
2 Light of Day 3:36
3 Change 4:16
4 Yesterdays 4:10
5 Two Hours 3:51
6 Something I Said 3:18
7 Only the Good 3:51
8 20th Century Boy(T. Rexカバー) 3:25
9 Queen Bee 4:36
10 Stretch the Truth 4:05
11 New Control 4:01
12 Freakshow 4:38

🎧楽曲レビュー|心に残る3曲を優しく紐解く

💡「Light of Day」──夜明けの予感を感じさせる一曲

疾走感のあるイントロから始まり、David Readmanの柔らかな声が空気を包み込むように響きます。
グランジ的な重さの中に、メロディアスな光が差し込むような構成。
まるで“新しい朝”を迎えるような、希望を感じさせる一曲です。

💡「Change」──タイトル曲に込められた決意

この曲は、まさにアルバムの核。
重厚なギターリフと、内省的な歌詞が印象的です。
「変わることは怖い。でも、変わらなければ前に進めない」──そんなメッセージが、静かに、でも力強く伝わってきます。

💡「Only the Good」──ソウルフルなバラードで見せる新境地

David Readmanの表現力が際立つバラード。
ソウルフルな歌唱と、繊細なアレンジが心に染み渡ります。
この曲を聴いたとき、筆者は「このバンドはまだまだ進化する」と確信しました。

🪩文化的・世代的な意義|“変化”を恐れなかったバンドの姿勢

90年代半ば、HR/HMはグランジの影響を受けて揺れていました。
そんな中で『Change』は、PINK CREAM 69が自らのスタイルを見つめ直し、再定義した作品です。

筆者自身も、あの時代にHR/HMをリアルタイムで浴びて育った世代。
だからこそ、この“変化”には共感しかありません。
そして今の若い世代にも、「音楽は時代を超える」ということを伝えたいのです。

📝まとめ|“今だからこそ”聴いてほしい名盤

『Change』は、ただの転換期の作品ではありません。
それは、変化を恐れずに前へ進もうとする人すべてへのエール。

もしあなたが今、何かに迷っているなら──
このアルバムが、そっと背中を押してくれるかもしれません。