1986年5月28、29日:中野サンプラザで収録されたLive。
収録曲
01.Introduction~Beat Of Metal Motion
02.Go Insane
03.Siren Song
04.Running Wild
05.Guitar Solo(Snow Flakes)~Pains Of Love
06.Stay Close Tonight
07.Doncha Wanna Cum(Hunger 15)
08.Signs Of The Times
09.Shock Waves
10.Hurricane
11.Shot In The Dark
12.Nightless City
13.You Know What I Mean
メンバー
- 山本恭司(G)
- 人見元気(Vo)
- 厚見玲衣(key)
- 新美俊宏(Dr)
- 佐野賢二(B)
【伝説の目撃者となれ!】VOW WOW 1986年 中野サンプラザLIVEレビュー:歴史を刻んだ衝撃の瞬間
日本のHR/HMシーンに燦然と輝くVOW WOW。その圧倒的な音楽性とカリスマ性は今なお語り継がれています。今回は、彼らが1986年5月28日・29日に開催した中野サンプラザでの伝説的ライブを収めた映像作品に迫ります。
VOW WOW黄金期の集大成—最後のオリジナルメンバーでのステージ
このライブ映像は、VOW WOWのオリジナルメンバー(人見元基、山本恭司、佐久間正英、新美俊宏、故・キン)が共演した最後の記録とされています。キンさんの脱退を控えたこのステージは、バンドの絶頂期を象徴する集大成とも言えるでしょう。
唯一無二のエネルギーを放つ圧巻のパフォーマンス!
ステージが始まった瞬間から観客を圧倒するエネルギーは、まさに奇跡的。山本恭司氏の卓越したギタープレイ、人見元基氏の伸びやかなハイトーンボーカル、鉄壁のリズム隊、そしてキンさんの彩り豊かなキーボード——その全てが一体となった時の爆発力は比類なきもの。
また、VOW WOWの真骨頂とも言える叙情的な楽曲では、人見氏のエモーショナルな歌声が旋律に溶け込み、聴く者の心を揺さぶります。ハードなナンバーとバラードのコントラストが、彼らの音楽性の幅広さを改めて証明しています。
1986年——HR/HM黄金期の熱狂とVOW WOWの未来への飛躍
1986年は、ハードロック・ヘヴィメタルシーンが世界的に大きく盛り上がった年でした。BON JOVIの『Slippery When Wet』が大ヒットを記録し、日本でもLOUDNESSがビルボードチャート入りを果たしました。
VOW WOWにとってもこの年は特別でした。3rdアルバム『III』をリリースし、アメリカでベストアルバム『SHOCK WAVES』を発表。さらに拠点をイギリスへ移し、本格的な世界進出を果たしたのです。
この中野サンプラザでのライブは、そうした時代の熱気を凝縮した歴史的記録。彼らのステージからは、世界へと羽ばたく情熱と決意がひしひしと伝わってきます。
まとめ:VOW WOWの伝説的ライブを体感せよ!
このライブ映像は、単なる過去の記録ではなく、1986年のHR/HMシーンの熱狂を肌で感じられるタイムカプセルのような作品です。
VOW WOWを初めて聴く音楽ファンはもちろん、当時彼らをリアルタイムで追いかけたファンにとっても必見の映像。今こそ、VOW WOWの歴史的なライブパフォーマンスを目撃し、その偉大な足跡を再確認してみませんか?
あなたの音楽観を揺さぶる、衝撃の体験が待っています!
参考音源
VOW WOW - LIVE AT NAKANO SUNPLAZA 1986