💫BABYMETAL『METAL GALAXY』レビュー|多文化×メタル銀河を旅する革新作、その魅力と衝撃を再発見せよ!
- 💫BABYMETAL『METAL GALAXY』レビュー|多文化×メタル銀河を旅する革新作、その魅力と衝撃を再発見せよ!
- 🎧 出会いと今こそ再訪すべき理由:銀河の旅はまだ終わらない
- 📊 基本情報|『METAL GALAXY』のリリースデータ
- 🎵 トラックリスト(日本盤)
- 👥 Personnel|メンバーとゲスト参加アーティスト
- 🔊 音像・パッケージの進化|オリジナルとの違いと再評価点
- 🌍 背景と世代的意義|ジャンルと国境を超えた意味
- ❤️ 筆者おすすめ楽曲ベスト5|世代を問わず心を揺らす名曲たち
- 🚀 成功の実績で見る『METAL GALAXY』の世界的評価
- 🛸 まとめと次への旅路|BABYMETALはどこまで行けるのか?
- 参考音源
- 通販
🎧 出会いと今こそ再訪すべき理由:銀河の旅はまだ終わらない
2019年、音楽という宇宙に飛び込むかのように放たれたBABYMETALの3rdアルバム『METAL GALAXY』。それは、単なるメタルの枠を超えた文化的コスモスだった。
ギターの轟音と共に青春を過ごした筆者にとって、「BABYMETAL」は最初こそ異端で不可解な存在だった。だがその正体は、時代と文化の境界線を優雅に飛び越えていく、鋼の意思と自由な美しさの結晶だった。
2025年の今だからこそ、もう一度このアルバムを再生してほしい。ジャンルに囚われず、個性を肯定する時代に――この“銀河の旅”はふたたび輝きを増す。
📊 基本情報|『METAL GALAXY』のリリースデータ
項目 | 内容 |
---|---|
リリース日 | 2019年10月11日 |
ジャンル | J-POP、ヘヴィメタル |
レーベル | BMD FOX RECORDS(TOY'S FACTORY) |
収録曲数 | 日本盤:16曲 / 国際盤:14曲 |
総再生時間 | 59分9秒 |
🎵 トラックリスト(日本盤)
トラック | 曲名 | フィーチャリング |
---|---|---|
1 | FUTURE METAL | ― |
2 | DA DA DANCE | Tak Matsumoto(B'z) |
3 | Elevator Girl | ― |
4 | Shanti Shanti Shanti | ― |
5 | Oh! MAJINAI | Joakim Brodén(Sabaton) |
6 | Brand New Day | Tim Henson & Scott LePage(Polyphia) |
7 | ↑↓←→BBAB | ― |
8 | Night Night Burn! | ― |
9 | IN THE NAME OF | ― |
10 | Distortion | Alissa White-Gluz(Arch Enemy) |
11 | BxMxC | ― |
12 | Kagerou | ― |
13 | Starlight | ― |
14 | Shine | ― |
15 | Arkadia | ― |
16 | Bonus Track(日本盤限定) | ― |
👥 Personnel|メンバーとゲスト参加アーティスト
🎤 メインメンバー
名前 | 担当 |
---|---|
SU-METAL | ボーカル、ダンス |
MOAMETAL | スクリーム、ダンス |
🎸 参加アーティスト
名前 | 役割・参加曲 |
---|---|
Tak Matsumoto | ギター(DA DA DANCE) |
Joakim Brodén | ボーカル(Oh! MAJINAI) |
Tim Henson | ギター(Brand New Day) |
Scott LePage | ギター(Brand New Day) |
Alissa White-Gluz | ボーカル(Distortion) |
F.HERO | ボーカル(PA PA YA!!) |
🔊 音像・パッケージの進化|オリジナルとの違いと再評価点
『METAL GALAXY』は、BABYMETALサウンドの“銀河系大拡張”である。打ち込み、ラップ、民族音楽、EDMなど多層的なアレンジを導入し、曲ごとに全く異なる“惑星”に着地するかのような構造は、聴き応えも新鮮さも抜群。
- 「Shanti Shanti Shanti」:サイケデリックなインド音階の渦
- 「PA PA YA!!」:アジアン・フェスの爆発力
- 「Brand New Day」:Djent系ギターと現代的サウンドデザイン
- 「BxMxC」:ラップ×ダブステップ×メタルのハードコア融合
世界各地の音楽文化を収斂させる音響は、BABYMETALの“フォーマット外”精神を如実に物語っている。
🌍 背景と世代的意義|ジャンルと国境を超えた意味
2019年は、音楽が「どこで生まれ、誰が奏でるか」に意味が問われ始めた時代だった。そんな中、『METAL GALAXY』は多様性と融合を象徴する存在として登場。
- 「少女たちは旅を続ける」というアルバムテーマは、今の私たちにも通じる“越境”と“継承”の物語
- 80年代メタルが育んできた“硬派さ”を保ちながら、それをアップデートする彼女たちの姿勢に敬意しかない
この作品には、「古き良き」と「新しき強さ」を架け橋のように繋げる力がある。
❤️ 筆者おすすめ楽曲ベスト5|世代を問わず心を揺らす名曲たち
曲名 | 推しポイント | コメント |
---|---|---|
DA DA DANCE | メロディック×EDM×ギター | Takのギターで泣けて、EDMで踊れる“夜明けのメタル”。 |
PA PA YA!! | アジアン・フェスメタル | アドレナリン全開。身体が勝手に動く破壊力。 |
Shanti Shanti Shanti | 東洋×メタルの融合美 | 仏教的とも言える静と動の表現に惚れ込む。 |
Brand New Day | テクニカルモダンメタル | 若手ギター陣の華麗な構築美と叙情性が炸裂。 |
Arkadia | 銀河を閉じる壮大な終曲 | プログレ魂が疼く、感情と理性のラストトラック。 |
🚀 成功の実績で見る『METAL GALAXY』の世界的評価
- 💿 Billboard 200:13位(日本人女性グループ史上最高)
- 🏆 Top Rock Albums:1位
- 🌐 23カ国でチャートイン
- 🎤 50都市以上のワールドツアー成功
ただの“異色メタル”ではない。世界がこの作品を認めた。
🛸 まとめと次への旅路|BABYMETALはどこまで行けるのか?
『METAL GALAXY』は、“固定観念”に風穴を開けた作品だ。
JUDAS PRIESTに熱狂し、LOUDNESSに拳を振り上げた世代にも――このメタルは響く。
🖋 筆者より一言:「メタルは進化し、旅を続けている。その道筋をリアルタイムで見られる幸運を、私は享受している」