基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
リリース日 | 2019年8月2日 |
ジャンル | ハードロック、ロカビリー、ヘヴィメタル、アリーナロック、オルタナティブロック |
レーベル | Vertigo、Republic、Universal |
収録曲数 | 14曲(日本盤にはボーナストラック2曲を追加) |
総再生時間 | 56分45秒 |
Track listing
# | 曲名 |
---|---|
1 | Last Day Under the Sun |
2 | Pelvis on Fire |
3 | Rewind the Exit |
4 | Die to Live (feat. Neil Fallon) |
5 | When We Were Kids |
6 | Sorry Sack of Bones |
7 | Cloud 9 |
8 | Cheapside Sloggers (feat. Gary Holt) |
9 | Maybe I Believe |
10 | Parasite |
11 | Leviathan |
12 | The Awakening of Bonnie Parker |
13 | The Everlasting |
14 | 7:24 |
15 | Under the Influence* |
16 | Immortal but Destructible * |
*日本盤ボーナストラック
Personnel
名前 | 担当楽器・役割 |
---|---|
Michael Poulsen | ボーカル、リズムギター |
Rob Caggiano | リードギター、アコースティックギター |
Kaspar Boye Larsen | ベース |
Jon Larsen | ドラムス |
Additional musicians
名前 | 担当楽器・役割 |
---|---|
Doug Corcoran | サックス (track 4) |
Neil Fallon | ゲストボーカル (track 4) |
The Harlem Gospel Choir | バッキングボーカル (tracks 1, 9) |
Gary Holt | ゲストギターソロ (track 8) |
Jacob Hansen | バッキングボーカル (track 8) |
Mia Maja | バッキングボーカル (tracks 3, 5, 7, 12, 14) |
Raynier Jacob Jacildo | ピアノ (track 4) |
Francesco Ferrini | ストリングス (track 5) |
Bryan Russell | オルガン (track 7) |
Martin Pagaard Wolff | アコースティック&追加エレクトリックギター (track 14) |
『Rewind, Replay, Rebound』は、デンマークのロックバンドVOLBEATの7枚目のスタジオアルバムで、2019年8月2日にリリースされました。このアルバムは、UKアルバムチャートで7位にデビューし、初週に4,840枚を売り上げました。また、Loudwireによって2019年のベストロックアルバム50選の1つに選ばれています。
VOLBEAT『Rewind, Replay, Rebound』レビュー|進化とルーツが交差する名盤
VOLBEAT(ヴォルビート)は、デンマーク発のヘヴィメタルバンドとして、ロカビリーやブルース、ロックンロールのエッセンスを融合させた独自のスタイルで注目を集めています。そんな彼らが2019年にリリースした7作目のアルバム『Rewind, Replay, Rebound』は、過去の音楽的ルーツを再確認しつつ、新たな進化を遂げた重要作品です。
このアルバムは、ハードロックとメロディックなアプローチが絶妙なバランスで共存しており、VOLBEATの音楽性がより広い層に響くような仕上がりになっています。本記事では、アルバムの特徴やおすすめ楽曲を詳しく解説していきます。
VOLBEATの音楽スタイルと本作の特徴
VOLBEATは、ヘヴィメタルの力強さを基盤にしながら、ロカビリーやブルースの要素を巧みに取り入れることで、他のメタルバンドとは一線を画しています。ボーカリストのMichael Poulsenのエルヴィス風の歌唱が特徴的で、メタリカのサポートアクトを務めるなど、世界的な実力を誇るバンドです。
本作『Rewind, Replay, Rebound』では、従来のヘヴィな要素を維持しながらも、メロディを重視した楽曲が増えており、VOLBEATの新たな挑戦とも言えるアルバムになっています。
主要楽曲レビュー|ハードロックとメロディの絶妙なバランス
🎧 1. Last Day Under the Sun
エネルギッシュなコード進行とクリーンなギターサウンドが際立つ本作の代表曲。明るいながらも哀愁を感じさせるメロディが特徴で、歌詞には「人生最後の日に自分らしく生きられるか?」という哲学的なメッセージが込められています。
💡 ポイント: 開放的な雰囲気とエモーショナルなサビが心を揺さぶる一曲。
🎤 2. Pelvis on Fire
VOLBEATの十八番であるロカビリー+メタルの融合が炸裂したナンバー。ギャロップするリズムとリバーブの効いたギターが50’s風のノリを演出しながらも、ヘヴィなグルーヴをしっかり持っています。
🔥 ポイント: リフの強烈さがクセになる、思わず身体が動くアッパーチューン!
🎷 3. Die to Live (feat. Neil Fallon)
CLUTCHのNeil Fallonをフィーチャーし、ブルージーかつソウルフルな仕上がりになった楽曲。ホーンセクションが導入され、70年代のロックンロールショーを彷彿とさせる熱量が魅力です。
🎵 ポイント: スウィング感のあるホーンアレンジとツインボーカルの掛け合いが絶品。
🐉 4. Leviathan
深海に潜む巨大な怪物「リヴァイアサン」をモチーフにしたダークでドラマチックな楽曲。内面的な葛藤や怒りを表現したリリックと、重厚なサウンドが見事に融合しています。
⚡ ポイント: 世界観が濃厚で、ファンタジー的なイメージとリンクするドラマ性が魅力。
アルバムの魅力と総評|ポップとヘヴィの均衡が光る名盤
『Rewind, Replay, Rebound』は、VOLBEATが自らの原点を「再生」しながらも、より広いリスナー層にアプローチするための「弾み」をつけた作品です。
ハードロックとメロディアスなアプローチのバランスが素晴らしく、初心者でも聴きやすい構成になっています。ロカビリー、メタル、ブルース、パンクが違和感なく共存しているのは、彼らの音楽センスの高さの証です。
📈 商業的にも成功 し、ヨーロッパではチャート上位を記録。VOLBEATの進化を象徴するアルバムと言えるでしょう。
おすすめ曲まとめ(初心者向け)
✅ Last Day Under the Sun - 感動的なメロディと人生哲学的な歌詞
✅ Pelvis on Fire - ロカビリーメタルの真髄を楽しめるアップテンポ曲
✅ Leviathan - ヘヴィでドラマティックな楽曲
✅ Die to Live - ゲストボーカルとの掛け合いが魅力的なロックンロール
✅ Cheapside Sloggers - スラッシュ感のあるギターワークが光る一曲
まとめ|VOLBEATを聴くなら今が絶好のタイミング!
『Rewind, Replay, Rebound』は、VOLBEATの「原点回帰」と「前進」を感じさせるアルバムです。ヘヴィメタル、ロックンロール、ロカビリーが好きな方はもちろん、メロディアスなロックを求めている方にもおすすめです。
まだ彼らの音楽に触れたことがないなら、このアルバムから入るのが最適でしょう。多様なスタイルとカリスマ性に、きっと虜になるはずです。
🎸 今すぐチェックして、VOLBEATの世界に飛び込もう!