| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2013年12月4日 |
| ジャンル | J-POP |
| レーベル | hachama |
| 収録曲数 | 2曲 |
| 総再生時間 | 16分38秒 |
Track listing
CD
| # | 曲名 | 作詞・作曲 | 編曲 |
|---|---|---|---|
| 1 | イジワルしないで 抱きしめてよ | つんく | 大久保薫 |
| 2 | 初めてを経験中 | つんく | AKIRA(ブラスアレンジ:鈴木俊介) |
| 3 | イジワルしないで 抱きしめてよ (Instrumental) | - | - |
| 4 | 初めてを経験中 (Instrumental) | - | - |
DVD
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Personnel
| 名前 | 担当楽器・役割 |
|---|---|
| 宮崎由加 | リーダー |
| 金澤朋子 | サブリーダー |
| 高木紗友希 | メンバー |
| 宮本佳林 | メンバー |
| 植村あかり | メンバー |
Juice=Juice 両A面シングル『イジワルしないで 抱きしめてよ / 初めてを経験中』徹底レビュー
Juice=Juiceの魅力が詰まった両A面シングル『イジワルしないで 抱きしめてよ / 初めてを経験中』を詳しくレビューします。
🎧 1. イジワルしないで 抱きしめてよ
🎼 音楽的な特徴
切なく情熱的なラテン調のリズムが基調となり、哀愁を帯びたコード進行とタイトなリズムセクションが印象的。イントロのギターとストリングスの絡みがドラマチックで、恋愛ドラマのクライマックスのような雰囲気を演出しています。サビでは転調を駆使したスリリングな展開が秀逸!
📝 歌詞の内容とメッセージ性
恋愛の駆け引きと本音が交錯する、切なさと欲望が入り混じる一曲。「イジワルしないで」はもどかしい恋心の吐露、「抱きしめてよ」はストレートな願い。この言葉が持つ切迫感が、少女から大人への葛藤を美しく描いています。
🌌 雰囲気・感情・世界観
夜の都会を背景に、ひとり悩む少女の心情を映し出すような情景が浮かびます。静かな情熱、恋の危うさ、そして涙の気配すら感じさせるほどの感情の起伏が魅力的。
💡 印象に残るフレーズ・演出
「ほんとのこと言ってよ わたしだけ見ててよ」
このラインがサビ前に挿入されることで、一気に感情の緊張感が高まり、サビへと爆発的に導かれる構成が秀逸。また、間奏のギターソロとパーカッションが織りなすクールなブレイクも聴きどころ。
🎧 2. 初めてを経験中
🎼 音楽的な特徴
軽快なシンセポップ+ディスコファンクの要素を取り入れたグルーヴィーなナンバー。ハネたリズムとカラフルなブラスアレンジが印象的で、80sポップを現代的にアレンジしたサウンド。キャッチーで耳に残るフック満載!
📝 歌詞の内容とメッセージ性
“初めて”の感情や体験を積み重ねる10代のリアルを、ポップでユーモラスに描いた楽曲。恋、友情、そして自分の変化に戸惑いながらも前向きに進んでいく姿が、等身大の言葉で綴られています。
🌸 雰囲気・感情・世界観
「放課後」「制服」「ドキドキ」――青春の1ページを切り取ったような、明るくキュートな世界観。日差しの中で笑い合う少女たちの姿が目に浮かぶような、多幸感に満ちた一曲です。
💡 印象に残るフレーズ・演出
「“好きかも”って思ったこと 初めてを経験中!」
このサビの一節が楽曲全体を象徴。無邪気で等身大の感情が、リスナーの共感を引き寄せます。コール&レスポンスの構成も多く、ライブ映えする演出も◎。
💿 シングル全体の総評
この両A面シングルは、「少女から大人へ」というテーマを、対照的な2曲によって鮮やかに描き出した作品。
- 『イジワルしないで 抱きしめてよ』は内面的な揺らぎと切実な愛情
- 『初めてを経験中』は成長過程の喜びと戸惑い
それぞれ異なるアプローチで表現しながら、Juice=Juiceの高い歌唱力と表現力を際立たせる仕上がり。つんく♂のプロデュース力が光る、エモーショナルかつ洗練されたポップ作品と言えるでしょう!
