80’s METALの日々

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KINGDOM COME / KINGDOM COME

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基本情報 / Basic Information

項目 / Item 内容 / Details
リリース日 / Release Date 1988年
ジャンル / Genre ハードロック、ヘヴィメタル
レーベル / Label Polydor Records
収録曲数 / Number of Tracks 10曲
総再生時間 / Total Runtime 約48分

トラックリスト / Track Listing

# 曲名 / Song Title
1 Living Out of Touch
2 Pushin' Hard
3 What Love Can Be
4 17
5 The Shuffle
6 Get It On
7 Now Forever After
8 Hideaway
9 Loving You
10 Shout It Out

メンバー / Personnel

名前 / Name 担当楽器・役割 / Instrument & Role
Lenny Wolf Lead Vocals, Producer
Danny Stag Lead Guitar
Rick Steier Rhythm Guitar, Keyboards
Johnny B. Frank Bass
James Kottak Drums

追加ミュージシャン / Additional Musicians

名前 / Name 担当楽器・役割 / Instrument & Role
Bob Rock Producer
George Marino Mastering

リマスター・再発情報 / Remaster & Reissue Details

『KINGDOM COME』は1988年にリリースされ、**ビルボード200で12位を記録し、RIAAのゴールド認定を獲得**しました。
再発盤としては、1993年にCDリマスター版が登場し、2004年にはデジタルリマスター版がリリースされています。さらに、2018年には30周年記念盤が限定リリースされました。

商業的成績 / Commercial Performance

アルバムは発売直後に大きな話題を呼び、特に「Get It On」はラジオで頻繁にオンエアされました。これにより、アルバムの売上が急上昇し、最終的に**全世界で100万枚以上を売り上げた**とされています。

KINGDOM COME『KINGDOM COME』レビュー:ツェッペリン論争を乗り越えた魅惑のサウンド

今回は、1988年にリリースされたKINGDOM COMEの衝撃的なデビューアルバム『KINGDOM COME』について、深く掘り下げていきます。

KINGDOM COMEとは?

KINGDOM COMEは、元ストーン・フューリーのボーカリスト、レニー・ウルフが結成したバンドです。彼らはデビュー直後にシングル「Get It On」の大ヒットで一躍注目を集めました。しかし、同時に「レッド・ツェッペリンにそっくり」という批判を受け、“レッド・クローン論争”の渦中に巻き込まれることになります。

レッド・クローン論争とその影響

この論争は、KINGDOM COMEの音楽がレッド・ツェッペリンの影響を強く受けていることから生じました。特にレニー・ウルフのボーカルスタイルや楽曲の構成、ギターリフの雰囲気がツェッペリンを彷彿とさせるものでした。

しかし、論争の影に隠れがちですが、アルバムの楽曲クオリティは非常に高く、「Get It On」や「Pushin' Hard」など、キャッチーでありながら骨太なハードロックが詰まっています。

アルバムの魅力と時代背景

1980年代後半は、ハードロック・ヘヴィメタルが多様化し、メインストリームでも成功を収めていた時代です。KINGDOM COMEは、クラシックロックへの回帰ともいえるアプローチで登場し、そのクオリティで多くのファンを獲得しました。

リマスター・再発情報

『KINGDOM COME』は1988年のリリース後、**ビルボード200で12位を記録し、RIAAのゴールド認定を獲得**しました。
再発盤としては、1993年にCDリマスター版、2004年にデジタルリマスター版、2018年には30周年記念盤が限定リリースされています。

今こそ聴いてほしい名盤

KINGDOM COMEの『KINGDOM COME』は、単なるツェッペリンのフォロワーとして片付けるには惜しい、独自の魅力を持ったアルバムです。彼らのグルーヴ、レニー・ウルフの表現力豊かなボーカル、そして心に残るメロディは、時を経ても色褪せることはありません。

ぜひこのアルバムを手に取って、その真価を確かめてみてください!