NIGHT RANGER『FEEDING OFF THE MOJO』──“異色作”が今こそ響く理由とは?
🎸1995年の空気を纏った、NIGHT RANGERの異端作『FEEDING OFF THE MOJO』。
80年代HR/HM黄金期をリアルタイムで体験した筆者が、時代を超えて再評価されるべきこの作品の魅力を、情熱を込めて紐解きます。
🎧 なぜ今『FEEDING OFF THE MOJO』を語るのか?
1995年、活動休止からの復帰作として突如リリースされた『FEEDING OFF THE MOJO』。
オリジナルメンバーの一部が不在、3人編成という異例の体制で制作されたこのアルバムは、ファンの間でも賛否が分かれました。
しかし、今だからこそ言えるのは──
この作品こそ、NIGHT RANGERの“挑戦”と“本質”が詰まった一枚だということ。
「MOON RANGER」と名乗っていたらもっと素直に受け入れられていたかもしれない。そんな声もあるほど、従来のイメージを覆す内容です。
📀 アルバム基本情報
| 項目 | 内容 |
| リリース日 | 1995年10月17日 |
| ジャンル | ハードロック/AOR/アメリカンロック |
| レーベル | Drive Archive |
| 収録曲数 | 10曲 |
| 総再生時間 | 約48分 |
🎼 トラックリスト
| # | 曲名 | リードボーカル |
| 1 | Mojo | Gary Moon |
| 2 | Last Chance | Gary Moon |
| 3 | Try (For Good Reason) | Gary Moon |
| 4 | Precious Time | Kelly Keagy |
| 5 | The Night Has a Way | Kelly Keagy |
| 6 | Do You Feel Like I Do / Tomorrow Never Knows | Kelly Keagy |
| 7 | Music Box | Gary Moon |
| 8 | Longest Days | Gary Moon |
| 9 | Tell Me I'm Wrong | Keagy & Moon |
| 10 | So Far Gone | Keagy & Moon |
👥 メンバー構成
| 名前 | 役割 |
| Brad Gillis | ギター/ボーカル |
| Kelly Keagy | ドラム/ボーカル |
| Gary Moon | ベース/ボーカル |
🎛️ プロデューサー
- David Prater(Dream Theaterなどを手掛けた名匠)
- Don Grierson(エグゼクティブ)
🔍 音質・アレンジ・パッケージの再評価ポイント
- Gary Moonの加入により、従来の爽やかなAOR路線から、骨太なアメリカン・ハードロックへとシフト。
- David Praterのプロデュースで、ラフさと洗練が絶妙に融合。
- ギターのブラッド・ギルスは健在。彼のプレイがアルバム全体を牽引。
- パッケージはシンプルながら、音楽と真摯に向き合える“素の魅力”を引き出す。
🕰️ 1995年という時代背景と文化的意義
- グランジ/オルタナ全盛期にあって、NIGHT RANGERは流行に迎合せず、自らのルーツに立ち返った。
- これは単なる“異色作”ではなく、バンドのアイデンティティを再確認する旅路だった。
- 派手さよりも“本物のロック”を追求した姿勢が、今こそ心に響く。
❤️ 筆者おすすめ楽曲と個人的体験
🎧 「Mojo」:ギルスのギターが炸裂するオープニング。
🎧 「Try (For Good Reason)」:ムーンの歌声が胸に迫る名バラード。
🎧 「Do You Feel Like I Do / Tomorrow Never Knows」:ピーター・フランプトン×ビートルズの異色メドレーを、NIGHT RANGER流に大胆アレンジ。
🎧 「Precious Time」「Music Box」:ケイギーのヴォーカルが光る、哀愁漂う佳曲。
このアルバムは、“隠れた名盤”として、今こそ再発見されるべき作品です。
🚀 まとめ:
『FEEDING OFF THE MOJO』は、NIGHT RANGERの歴史の中でも特異な位置にある作品ですが、
その挑戦的な精神と音楽的完成度は、今聴いても色褪せません。

