80’s METALの日々

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NIRVANA / NEVERMIND

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NIRVANA『NEVERMIND』──時代を変えた音、今も心を揺さぶる理由

いま、もう一度『NEVERMIND』を語りたくなる理由

音楽には、時代の空気を閉じ込める力があります。
NIRVANAの『NEVERMIND』は、そんな「時代の記憶」を鮮烈に刻んだ作品。
初めてこのアルバムに触れたとき、音の奥にある“何か”が心に刺さりました。
それは、怒りでも悲しみでもなく、ただ「わかってほしい」という叫びのようなもの。

今この作品を取り上げるのは、懐かしさだけではありません。
この音楽が、今も誰かの心に寄り添い続けているからこそ、語り直す価値があるのです。

アルバム基本情報

項目 内容
リリース日 1991年9月24日
ジャンル グランジ/オルタナティヴ・ロック
レーベル DGC Records
収録曲数 12曲
総再生時間 約49分15秒

メンバー構成

名前 役割
Kurt Cobain ヴォーカル、ギター
Krist Novoselic ベース、ヴォーカル(イントロ)
Dave Grohl ドラム、バッキング・ヴォーカル

トラックリスト

# 曲名
1 Smells Like Teen Spirit
2 In Bloom
3 Come as You Are
4 Breed
5 Lithium
6 Polly
7 Territorial Pissings
8 Drain You
9 Lounge Act
10 Stay Away
11 On a Plain
12 Something in the Way

時代背景──『NEVERMIND』が生まれた1991年という転換点

1991年、アメリカは湾岸戦争の余波と経済不安に揺れていました。
音楽シーンでは、ヘアメタルや商業的ポップが主流を占め、若者たちは「本物の感情」を求めていました。

そんな中で登場した『NEVERMIND』は、まるでパンクの再来のように、怒りと孤独をむき出しにしたサウンドでリスナーの心を掴みました。
それは、Pixiesの“静と爆発”の構成を継承しつつ、Cobainの内面をさらけ出したような音楽。
このアルバムは、Michael Jacksonをチャートから引きずり下ろし、グランジという新しい時代を切り開いたのです。

“文化的革命”と呼ばれるほど、音楽と社会の空気を変えた作品──それが『NEVERMIND』でした。

楽曲レビュー──心に残る3曲

🎸 Smells Like Teen Spirit

イントロのギターリフが鳴った瞬間、世界が変わった。
Cobainの声は、叫びでもなく歌でもなく「感情そのもの」。
若者の閉塞感を代弁するような歌詞は、今聴いても胸に刺さります。

“Here we are now, entertain us”
この一節が、当時の空虚さと皮肉を象徴しています。

🌊 Come as You Are

「そのままでいい」と語りかけるようなメッセージが、静かに心をほどいてくれる。
水の中を漂うようなギターのフレーズと、Cobainの低く柔らかな声が印象的。
この曲には、NIRVANAの優しさと不安定さが同居しています。

“Come doused in mud, soaked in bleach”
矛盾を抱えたまま、それでも「来てほしい」と願う切実さが滲みます。

⚡ Lithium

躁と鬱の間を揺れるような構成が、まさに感情のジェットコースター。
静かなパートでは孤独が、激しいサビでは怒りが爆発する。
「I'm so happy 'cause today I found my friends」──この歌詞に、どこか自分を重ねた人も多いのでは。

この曲を聴くと、感情に名前をつけなくても「わかってくれる」音楽があることを思い出します。

再発盤の魅力──音と記憶の再構築

30周年記念盤では、リマスターによって音の輪郭がより鮮明に。
ジャケットやブックレットも刷新され、未公開写真やライナーノーツが追加。
ただの再発ではなく、「今の耳で聴く価値」がしっかりとある作品です。

まとめ──あなたの『NEVERMIND』はどこにありますか?

このアルバムは、時代を超えて誰かの心に寄り添う「感情の記録」。
あなたにとっての『NEVERMIND』は、どんな瞬間と結びついていますか?


音楽が好きなすべての人へ──。

このレビューが、あなたと素晴らしい作品との出会いの一助となれば幸いです。

アーティストへの敬意と還元の想いを込めて、世代を超えて音楽の魅力を伝える“橋渡し役”として書きました。

 参考音源

www.youtube.com
amzn.to

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記事情報

  • タイトル:NIRVANA『NEVERMIND』アルバムレビュー
  • 公開日:2009年1月29日
  • 著者:我楽(HR/HM・グランジレビューブログ運営)
  • ブログ名:80’s METALの日々
  • カテゴリ:アルバムレビュー/グランジ/オルタナティヴ
  • ジャンル:グランジ/オルタナティヴ・ロック/90年代
  • アーティスト:NIRVANA
  • リリース日:1991年9月24日
  • レーベル:DGC Records
  • 演奏メンバー:Kurt Cobain(Vo/Gt)、Krist Novoselic(Ba)、Dave Grohl(Dr)
  • 収録曲:『Smells Like Teen Spirit』『Come as You Are』『Lithium』ほか全12曲
  • テーマ:時代の転換点/感情の記録/グランジの象徴
  • 著者スタンス:音楽を通じて世代と感情をつなぐ“橋渡し役”として執筆。