この一枚が、1980年代の記憶を呼び覚ます鍵になるかもしれません。
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1986年に発売された浜田麻里の6枚目のアルバム『Promise In The History』は、彼女の音楽性が確立されていく過程で重要な作品のひとつです。当時の日本のハードロック/ヘヴィメタルシーンにおいて、女性ソロシンガーが本格的にこのジャンルを歌うことは稀であり、浜田麻里はその孤高の存在感を示しました。アルバム全体に漂う余韻は、時代を超えて聴く者の記憶を呼び覚まします。
- 基本情報
- Track listing
- Personnel
- アルバム全体の魅力と時代背景 ── 80年代に刻まれた余韻
- 参加ミュージシャンと音像の厚み ── 記憶を染める演奏陣の力
- 楽曲レビュー
- 総評:余韻が時代を超えて響き続ける名盤再考レビュー
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 1986年9月5日 |
| ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル、プログレッシヴ・メタル |
| レーベル | ビクター音楽産業 / Invitation |
| 収録曲数 | 8曲 |
| 総再生時間 | 37分06秒 |
Track listing
| # | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Fearless Night | 浜田麻里 | 片山圭司 | 5:31 |
| 2 | Private Emotion | 浜田麻里 | 大槻啓之 | 4:44 |
| 3 | Come And Go | 浜田麻里 | 山田信夫 | 3:24 |
| 4 | Promise In The History | 浜田麻里 | 片山圭司 | 4:54 |
| 5 | Memory In Vain | 浜田麻里 | 松沢浩明 | 4:31 |
| 6 | Love And Free | 浜田麻里 | 片山圭司 | 4:11 |
| 7 | Time Again | 浜田麻里 | 増田隆宣 | 4:25 |
| 8 | Earth-Born | 浜田麻里 | 増田隆宣 | 5:26 |
Personnel
| 名前 | 担当楽器・役割 |
|---|---|
| 浜田麻里 | ボーカル、コーラス |
| 松本孝弘 | ギター |
| 土方隆行 | ギター |
| 鳴瀬喜博 | ベース |
| 渡辺直樹 | ベース |
| 小島良喜 | キーボード |
| 増田隆宣 | キーボード、シンセベース |
| 岡本郭男 | ドラム |
アルバム全体の魅力と時代背景 ── 80年代に刻まれた余韻
1980年代半ば、日本のロックシーンはバンドブームの胎動期にありました。その中で浜田麻里は、女性ソロシンガーとしてハードロック/メタルを歌い続ける稀有な存在でした。『Promise In The History』は、海外志向のサウンドと日本的な情緒を融合させ、彼女の音楽性が確立されていく過程を示す重要な作品です。
参加ミュージシャンと音像の厚み ── 記憶を染める演奏陣の力
松本孝弘(後のB'z)、土方隆行、鳴瀬喜博ら実力派ミュージシャンが参加し、アルバム全体に厚みのあるサウンドを生み出しています。ギターの鋭さ、キーボードのドラマ性、リズム隊の安定感が浜田麻里のボーカルを支え、バラードからハードナンバーまで幅広い表現を可能にしました。
楽曲レビュー
「Fearless Night」── 余韻が記憶を呼び覚ますオープニング
片山圭司による卓越したメロディと浜田麻里の壮大なボーカルが織り成す疾走感は、80年代ハードロックのエネルギーそのもの。イントロが流れる瞬間、過去の情景が蘇るような余韻を残します。
「Promise In The History」── 時を超えて心を震わせるバラード
アルバムタイトルにも冠された名バラード。浜田麻里の繊細かつ力強い歌声が、片山圭司の楽曲との融合により最大限に輝きます。まるで時代を超えた約束のように、この楽曲は聴く人に持続的な感動と余韻を提供します。
「Love And Free」── 親しみやすさの中に残る余韻
シンプルながら耳に残るキャッチーなメロディが特徴。片山圭司による軽快なリズムと浜田麻里のボーカルが調和し、聴き終えた後も温かな余韻が心に残ります。
「Come And Go」── 疾走感と余韻が交錯するハードロック
山田信夫が手掛けたスピード感あふれる楽曲。浜田麻里のエネルギッシュな歌唱と融合し、日本のロックシーンに新たな風を吹き込みました。余韻として強烈な印象を刻む一曲です。
総評:余韻が時代を超えて響き続ける名盤再考レビュー
『Promise In The History』は、浜田麻里のキャリアにおける重要なマイルストーンであり、後の大ヒット『Return to Myself』へとつながる布石となった作品です。女性ロックシンガーの地位を確立し、日本のハードロック/メタル史においても欠かせない存在として記憶されています。余韻が時代を超えて響き続けるこのアルバムは、今なお多くのファンの心を震わせる名盤です。
参考音源
※動画は「浜田麻里 / Promise In The History」公式YouTubeプレイリストより引用
通販
主要ショップで『Promise In The History』を探すことができます。
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記事情報
- タイトル:浜田麻里 / Promise In The History ── 余韻が記憶を染める名盤再考レビュー【感想・歌詞考察】
- 公開日:2020年4月23日
- 著者:我楽(音楽レビューブログ運営)
- ブログ名:80’s METALの日々
- カテゴリ:アルバムレビュー
- ジャンル:ハードロック、ヘヴィメタル、プログレッシヴ・メタル
- アーティスト:浜田麻里
- リリース日:1986年9月5日(日本)
- レーベル:ビクター音楽産業 / Invitation
- 演奏メンバー:浜田麻里(Vo)、松本孝弘(Gt)、土方隆行(Gt)、鳴瀬喜博(Ba)、渡辺直樹(Ba)、小島良喜(Key)、増田隆宣(Key)、岡本郭男(Dr)
- 収録曲:Fearless Night, Promise In The History, Love And Free, Come And Go ほか全8曲
- テーマ:余韻と記憶を軸に、時代背景と音楽的評価を重ねて読み解くレビュー
- 著者スタンス:アーティストへの敬意と作品への還元を願い、音楽の魅力を世代やメディアを超えて伝える“橋渡し役”として執筆。
- 評価(★):4.8 / 5.0