🎧 新作レビュー|The Rasmus『Weirdo』──“変わり者”が響かせる、時代と世代を超えた共鳴
—孤独を誇りに変える、北欧ロックの新たな章—
北欧フィンランド発、The Rasmusの最新アルバム『Weirdo』は、オルタナティヴ・ロックとゴシック・ロックの美学を融合させた衝動の音楽体験。孤独と誇りをテーマに、“変わり者”の魂を呼び覚ます10曲が揃った。
- 🗂 アルバム基本情報
- 🎸 Personnel & 制作背景
- 🎵 トラックリストと全曲コメント
- 🔍 深掘りレビュー|『Weirdo』の核を担う3曲を徹底分析(歌詞・構成・演奏)
- ❤️ 筆者のおすすめポイント
- 💬 あなた自身の「Weirdo」に耳を傾けて
- 記事情報
- 🎧 試聴・MVリンク / Listen & Watch
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🗂 アルバム基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Weirdo |
| アーティスト | The Rasmus |
| リリース日 | 2025年9月12日 |
| ジャンル | オルタナティヴ・ロック/ゴシック・ロック |
| レーベル | Better Noise Music |
| 収録曲数 | 10曲 |
| 総再生時間 | 約33分 |
| 作詞・作曲 | Lauri Ylönen, Desmond Child, Marti Frederiksen 他 |
| 録音地 | フィンランド、ギリシャ、ナッシュヴィル、ロンドン、バンクーバー、ロサンゼルス |
| 参加ゲスト | Niko Moilanen(Blind Channel)、Lee Jennings(The Funeral Portrait) |
🎸 Personnel & 制作背景
| パート | メンバー |
|---|---|
| Vo | Lauri Ylönen |
| Gt | Emilia “Emppu” Suhonen |
| Ba | Eero Heinonen |
| Dr | Aki Hakala |
本作『Weirdo』の制作には、The Rasmusの長年の盟友であるDesmond ChildとMarti Frederiksenが再び参加。彼らは過去作『Black Roses』『Rise』でも重要な役割を果たしており、今回もプロダクションの質と大衆性を両立させる要として機能している。
録音・ミキシングは世界各地で行われ、フィンランド、ギリシャ、ナッシュヴィル、ロンドン、バンクーバー、ロサンゼルスといった都市が舞台となった。この多拠点制作が、アルバム全体に音の多様性と空気感の違いをもたらしている。
さらに、Blind ChannelのNiko MoilanenやThe Funeral PortraitのLee Jenningsといったゲストヴォーカルの参加により、外部の感性を積極的に取り込む姿勢が見られる。これは、The Rasmusが自らのアイデンティティを保ちつつ、次世代との架け橋を築こうとする意志の表れだ。
🎵 トラックリストと全曲コメント
| # | 曲名 | コメント |
|---|---|---|
| 1 | Creatures of Chaos | 混沌と秩序の狭間を描く、グランジ風の幕開け。 |
| 2 | Break These Chains (Feat. Niko Moilanen) | 若手との共演が新鮮。ラップメタル的な刺激が光る。 |
| 3 | Rest in Pieces | 哀愁と疾走感が交錯する、失われた絆を歌うエモーショナルな一曲。歌詞の余韻が心に残る。 |
| 4 | Dead Ringer | トランス風イントロからの展開がユニーク。 |
| 5 | Weirdo (Feat. Lee Jennings) | アウトサイダーの誇りを歌う、ドラマティックな名曲。 |
| 6 | Banksy | ストリートアート的反骨精神が宿る、ギターがクセになる。 |
| 7 | Love Is a Bitch | 口笛と哀愁メロディが絶妙。GHOST風の始まりも印象的。 |
| 8 | You Want It All | 静と動のコントラストが美しい。ギターソロが秀逸。 |
| 9 | Bad Things | グルーヴィでトリッキー。エミリアのギターが際立つ。 |
| 10 | I'm Coming for You | 静かな余韻で締めくくる、幻想的なバラード。 |
🔍 深掘りレビュー|『Weirdo』の核を担う3曲を徹底分析(歌詞・構成・演奏)
1. 「Weirdo (Feat. Lee Jennings)」
アルバムの核とも言えるタイトル曲。The Funeral PortraitのLee Jenningsとの掛け合いが、舞台劇のような緊張感と感情の揺らぎを生む。孤独と誇りをテーマにしたこの曲は、聴く者の心の奥にある“変わり者”の部分を優しく肯定してくれる。
2. 「Break These Chains (Feat. Niko Moilanen)」
Blind ChannelのNikoを迎えたこの曲は、世代を超えたフィンランド・ロックの融合。スローで重厚な展開の中に、Nikoのラップメタル的なフレーズが浮遊感をもたらす。新旧の感性がぶつかり合いながらも調和しているのが印象的だ。
3. 「You Want It All」
静かなバラード調で始まり、徐々にバンド演奏が加わる構成が秀逸。ギターソロは心地よく、幻想的なヴォーカルへの切り替えが驚きと感動を呼ぶ。物語性のある音楽として、聴き手の感情を丁寧に揺さぶる。
❤️ 筆者のおすすめポイント
- 「Weirdo」:孤独を誇りに変える力強いメッセージ。聴くたびに心が浄化される。
- 「Break These Chains」:世代を超えたコラボが生む新しい風。フィンランド・ロックの未来を感じる。
- 「You Want It All」:静かな始まりからの展開が美しく、感情の波を丁寧に描いている。
💬 あなた自身の「Weirdo」に耳を傾けて
このアルバムは、完璧ではないかもしれない。でも、完璧じゃないからこそ、心に残る。『Weirdo』は、あなたの中の“変わり者”を肯定し、音楽という形で寄り添ってくれる。
あなたの中の“変わり者”は、どの曲に反応しましたか? コメント欄で、あなた自身の『Weirdo』との出会いをぜひ共有してください。
関連レビュー:The Rasmus『RISE』(2022年)──再出発を告げた前作。『Weirdo』との音楽的つながりも要チェック。
筆者は、HR/HMの黄金期をリアルタイムで体験し、現在も音楽と記憶を編むレビューを続けています。時代を超えて響く音を、あなたとともに。
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※公式MV・試聴リンクはこちら
※動画は「The Rasmus - Creatures of Chaos」公式YouTubeプレイリストより引用。
Spotify公式アルバムページでも全曲試聴可能。
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