- 基本情報 / Basic Information
- トラックリスト / Track Listing
- メンバー / Personnel
- ANTHEM アルバムレビュー:『THE SHOW CARRIES ON! -Complete Version-』 - 若き日の熱量が爆発する伝説のライブ盤
- 参考音源
- 通販
基本情報 / Basic Information
| 項目 | 内容 |
| リリース日 / Release Date | 2005年6月22日 |
|---|---|
| ジャンル / Genre | ヘヴィメタル / Heavy Metal |
| レーベル / Label | キングレコード / King Records |
| 収録曲数 / Number of Tracks | 19曲 |
| 総再生時間 / Total Runtime | 約90分(推定) |
トラックリスト / Track Listing
| # | 曲名 / Song Title |
| 1 | Limited Lights |
| 2 | Machine Made Dog |
| 3 | Empty Eyes |
| 4 | Tightrope Dancer |
| 5 | Show Must Go On! |
| 6 | Soldiers |
| 7 | Black Eyed Tough |
| 8 | Bound To Break |
| 9 | Guitar Solo ~ Drum Solo |
| 10 | Headstrong |
| 11 | Night After Night |
| 12 | Lay Down |
| 13 | Rock’n Roll Stars |
| 14 | Steeler |
| 15 | Wild Anthem |
| 16 | Soldiers ※ |
| 17 | Rock’n’Roll Survivor ※ |
| 18 | Warning Action! ※ |
メンバー / Personnel
| 名前 | 担当楽器・役割 |
| 坂本英三 / Eizo Sakamoto | リードボーカル / Lead Vocals |
| 柴田直人 / Naoto "SKI" Shibata | ベース、バックボーカル / Bass, Backing Vocals |
| 福田洋也 / Hiroya Fukuda | リードギター / Lead Guitar |
| 大内貴雅 / Takamasa "MAD" Ohuchi | ドラムス / Drums |
ANTHEM アルバムレビュー:『THE SHOW CARRIES ON! -Complete Version-』 - 若き日の熱量が爆発する伝説のライブ盤
ANTHEMは、日本のヘヴィメタルシーンを語る上で欠かせない存在だ。その彼らが1987年に発表した初のライブアルバムが、『THE SHOW CARRIES ON! -Complete Version-』。デビュー時のメンバー(坂本英三、清水昭男、柴田直人、大内貴仁)による最後の作品として、若き日のエネルギーが凝縮された伝説のライブ盤である。
このライブには、COMMANDERと、若き日のPAUL GILBERT率いるRACER Xがサポートアクトとして出演。日本のメタルシーンの熱気が最高潮に達した夜だった。そして、このライブをもって坂本英三がANTHEMを脱退するという、大きな転換期となった。
楽曲レビュー:熱狂のステージが刻む音の記憶
「Wild Anthem」
オープニングを飾る疾走感満載のナンバー。清水昭男のシャープなギターリフ、柴田直人の重厚なベース、大内貴仁の力強いドラム、そして坂本英三の荒々しくも圧倒的なボーカルが融合し、観客の熱狂を引き出す。**コール&レスポンス**の一体感も、ライブならではの醍醐味だ。
「Empty Eyes」
メロディアスなギターソロが際立つ楽曲で、ドラマチックなコード進行がリスナーの心を揺さぶる。孤独や葛藤を描いた歌詞と、坂本英三の熱い歌声が、前に進む力強さを感じさせる。
「Show Must Go On!」
アルバムタイトルにもなっているこの曲は、ライブのハイライト。疾走感に加え、メロディの奥に潜む哀愁が魅力だ。間奏で繰り広げられる**ギターとベースの掛け合い**は圧巻。
「Steeler」
NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)の影響が色濃く感じられる骨太なナンバー。刻まれるギターリフとリズム展開が、正統派ヘヴィメタルの醍醐味を伝える。
「Warning Action!」
スピードとアグレッションを兼ね備えた楽曲。若さゆえの勢いが感じられる熱演が魅力だ。社会への警告や反抗のメッセージが込められた歌詞が、より一層スリリングな印象を与える。
アルバム全体を通して、デビュー間もないANTHEMの荒々しくも圧倒的なエネルギーを体感できる。多少の粗削りさすら、初期衝動の魅力として輝いている。
ANTHEMのサウンド変遷:進化の起点となったライブアルバム
ANTHEMはこの後、よりテクニカルでドラマチックな楽曲構成へ進化を遂げるが、本作は若きバンドの純粋な衝動が記録された貴重な作品だ。ライブならではの臨場感、熱狂、荒々しさが、リスナーを当時の熱狂へと誘う。
本作をきっかけにANTHEMを知るのもよいし、後期の代表作『GYPSY WAYS』などと比較しながら聴くことで、彼らの音楽性の成長を感じることもできるだろう。
ANTHEM入門:日本のヘヴィメタルを知るために
- 「Wild Anthem」 – ライブの定番曲
- 「Empty Eyes」 – メロディアスなギターと情感あふれるボーカル
- 「Show Must Go On!」 – バンドの決意表明とも言える名曲
- 「Gypsy Ways (Win, Lose or Draw)」 – 進化を遂げた代表作
- 「Immortal Bind」 – 現代ANTHEMの魅力を体現する楽曲
ANTHEMはIRON MAIDENやJUDAS PRIESTなどの影響を受けたバンドであり、その高い演奏力と情熱的なライブパフォーマンスは日本のメタルシーンを牽引してきた。初期の荒々しいエネルギーを味わいたいなら、本作『THE SHOW CARRIES ON! -Complete Version-』は必聴だ。
時代を超えて語り継がれる熱狂の証
今もSNSやファンコミュニティでは、本作が語られることが多い。ライブの熱狂を懐かしむ声や、坂本英三の脱退を惜しむ声が絶えない。日本のメタル史に刻まれた若きANTHEMの衝動は、時代を超えて熱い記憶として残り続ける。
まとめ:若き日の情熱が炸裂するライブアルバム
初期ANTHEMの情熱とエネルギーが凝縮された本作は、日本のヘヴィメタル史に燦然と輝く存在だ。若き日の衝動、ライブならではの熱量、そして歴史的な瞬間が詰まったアルバムとして、今なお多くのファンに愛されている。
