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44MAGNUM / LOVE or MONEY

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LOVE or MONEY

LOVE or MONEY

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基本情報 / Basic Information

項目 内容
リリース日 / Release Date 1987年12月16日
ジャンル / Genre ロック / ポップ・ロック
レーベル / Label Invitation (ビクターエンタテインメント)
収録曲数 / Number of Tracks 11曲
総再生時間 / Total Runtime 44分42秒

トラックリスト / Track Listing

# 曲名 / Song Title
1 It's Raining
2 Take It Easy
3 Jeanine
4 Love & Money
5 Day-Dream
6 Dancing With Your Love
7 Is This Love
8 E.N.D.A.N.G.E.R (The Thrill Of Lights)
9 Silent Night
10 Hey Boy
11 In Your Eyes

メンバー / Personnel

名前 担当楽器・役割
TATSUYA<PAUL>UMEHARA ボーカル / Vocals
HIRONORI<BAN>YOSHIKAWA ベース / Bass
SATOSHI<JIMMY>HIROSE ギター / Guitar
SATOSHI<JOE>MIYAWAKI ドラム / Drums

追加ミュージシャン / Additional Musicians

名前 担当楽器・役割
John Schreiner アレンジ / Arrangement

その他の情報

『LOVE or MONEY』は、44MAGNUMがInvitationレーベルへ移籍後初のオリジナル・アルバムであり、ヘヴィメタルからポップ・ロックへとサウンドを変化させた作品です。2008年にはリマスター版が再発売されました。

 [レビュー] 44MAGNUM『LOVE or MONEY』|大胆な進化を遂げた変革の一枚

はじめに

日本のヘヴィメタルシーンを牽引してきた44MAGNUMが1990年にリリースしたアルバム『LOVE or MONEY』。それまでの骨太なメタルサウンドから一転し、ダンスミュージックの要素を強く打ち出した本作は、多くのファンに衝撃を与えた。私自身も、この変化に戸惑った一人である。

サウンドの変貌

本作最大の特徴は、従来のヘヴィメタルの激しいギターリフが控えめになり、シンセサイザーの煌びやかな音色リズムのグルーヴ感が前面に押し出されていること。まるでR&Bやポップミュージックを意識したかのような音楽性だ。

また、幻となった4枚目のヘヴィメタルアルバムの楽曲が、ダンスミュージックとして再構成されている点も興味深い。この挑戦は、単なるスタイル変更ではなく、バンドの進化と実験精神の表れと言えるだろう。

歌詞の変化

歌詞にも変化が見られる。以前のヘヴィメタル作品には、鋭く突き刺さるメッセージ性があったが、本作では恋愛や個人的な感情を描くものが多い。音楽性の変化と呼応するように、バンドの表現の方向性が変化したことが感じ取れる。

アルバム全体の雰囲気

重厚感や緊迫感よりも、軽快でダンサブルな空気感が漂う。都会的で洗練された世界観を持ちつつも、44MAGNUMならではのエッセンスが残されているのが印象的だ。

特に、ボーカルの歌いまわしが変化しており、従来の力強いシャウトから、より滑らかで流れるようなスタイルへとシフトしているのが分かる。

総評

『LOVE or MONEY』は、44MAGNUMにとって大胆な転換点となった作品だ。従来のヘヴィメタルの枠組みを破り、新たな音楽性を追求しようとしたその挑戦は、賛否両論を呼ぶこととなった。しかし、今なお新鮮さを保ち、バンドの進化への意気込みを感じさせる一枚である。

このアルバムを聴くことで、44MAGNUMの革新的な精神と、変化を恐れない姿勢を感じ取ることができるだろう。