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Black Sabbath / TYR(ティール)

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ティール

ティール

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基本情報 / Basic Information

項目 内容
*リリース日 / Release Date 1990年8月20日
*ジャンル / Genre ヘヴィメタル
*レーベル / Label I.R.S. Records
*収録曲数 / Number of Tracks 9曲
*総再生時間 / Total Runtime 39分16秒

トラックリスト / Track Listing

# 曲名
1 Anno Mundi
2 The Law Maker
3 Jerusalem
4 The Sabbath Stones
5 The Battle Of Tyr
6 Odin's Court
7 Valhalla
8 Feels Good To Me
9 Heaven In Black

メンバー / Personnel

名前 担当楽器・役割
Tony Iommi ギター
Cozy Powell ドラム、パーカッション
Tony Martin ボーカル
Neil Murray ベース
Geoff Nicholls キーボード

その他の情報 / Additional Information

  • コンセプト: アルバムタイトルや曲名は北欧神話をテーマにしているが、ベーシストのNeil Murrayによると、厳密なコンセプトアルバムではない。
  • 商業的成績: 『TYR』はシングル「Feels Good to Me」をリリースしたが、アルバム全体の商業的成功は限定的だった。
  • ツアー情報: 『TYR』ツアーは主にヨーロッパで行われ、約50公演が開催された。

 【名盤再評価】様式美メタルの隠れた宝石!Black Sabbath『TYR』を長年のファンが熱く語る

Black Sabbath――この名を聞けば、オジー・オズボーン時代のドゥーミーなサウンドや、ディオ時代の壮麗なリフが思い浮かぶかもしれませんね。確かに、それらは彼らのレガシーとして揺るぎない存在です。

でも今日は、その歴史の中でも一味違う輝きを持つ、"様式美"に満ちた隠れた傑作を紹介させてください。1990年にリリースされたアルバム、『TYR (ティール)』です。

「初期のBlack Sabbathしか聴いたことがない」「トニー・マーティン時代はあまり知らない」という方にこそ、この作品の魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

🎸 様式美とドラマ性が融合した『TYR』の世界

ヘヴィメタルの進化とともに、Black Sabbathもまた変化を続けてきました。ヴォーカリストの交代を経るたびに、新たな音楽性を取り入れてきたバンドが、この時期に生み出したのが『TYR』です。

このアルバムの特徴は、北欧神話をモチーフにした壮麗な楽曲群。タイトルも北欧神話の軍神「テュール」から取られ、楽曲には歴史や神話の壮大な世界観が織り込まれています。

🔹 ギターの魔術師・トニー・アイオミは、ここでも卓越したリフワークを披露。ヘヴィでありながらも、どこかクラシカルな洗練された空気が漂います。
🔹 鉄壁のリズム隊として、コージー・パウエルの躍動感あふれるドラムと、ニール・マレイのメロディックなベースが楽曲に生命を吹き込んでいます。
🔹 ヴォーカルのトニー・マーティンが歌い上げるドラマチックなメロディは、まさにこのアルバムの世界観に不可欠な存在。

このアルバムは、荒々しさよりも構築美を追求したサウンド。初期の闇に包まれたヘヴィメタルとは異なり、壮麗な鎧をまとい、広大な戦場を駆け抜けるような雰囲気を持っています。

🥁 コージー・パウエルのドラミングが光る!

このアルバムのサウンドを語る上で、伝説的ドラマー**コージー・パウエル**の存在は欠かせません。

彼のドラムは、ただパワフルなだけではなく、リズムに躍動感を与え、楽曲全体にドラマ性をもたらします。彼のフィルインひとつひとつが楽曲を引き締め、スリリングな展開を作り出しているのです。

💡 「The Law Maker」の疾走感溢れるドラムワークは圧巻!
💡 「The Sabbath Stones」での重厚かつドラマチックなリズムは、まさにBlack Sabbathならではの壮大さ。

コージー・パウエルのドラムがあることで、『TYR』の楽曲はより立体的になり、その様式美がより際立っています。

🎤 トニー・マーティンの歌声がもたらす壮麗な世界

オジーやディオのような強烈な個性を持つ歴代ヴォーカリストと比べると、トニー・マーティンは少し地味に感じるかもしれません。

でも!このアルバムにおいて、彼の歌声こそが作品の完成度を高めています。

彼のクリアで力強い歌唱は、壮麗な楽曲との相性抜群。特に「Anno Mundi」や「Valhalla」の壮大なメロディラインを聞けば、彼の存在がいかに重要だったかが伝わるはずです。

『TYR』の持つメロディと構築美を最大限に活かすのは、間違いなく彼の表現力豊かなボーカルなのです。

✨ 『TYR』は聴かず嫌いはもったいない!

もしあなたがまだ『TYR』を聴いたことがないなら、初期のイメージは忘れて、このアルバムの世界に飛び込んでみてください。

✔️ トニー・アイオミの変わらぬ作曲センス
✔️ コージー・パウエルとニール・マレイの磐石なリズム隊
✔️ トニー・マーティンのドラマチックな歌声

これらが絶妙に融合し、Black Sabbathが切り開いた新たなヘヴィメタルの到達点を見せてくれる作品なのです。

このブログ記事が、一人でも多くの方に『TYR』という名盤との出会いをもたらすことができたら、これほど嬉しいことはありません。

🔥 さあ、あなたも『TYR』の壮麗な世界へ旅立ちましょう! 🔥

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📝 初めての方へ:Black Sabbathとは?

トニー・アイオミを中心に活動するヘヴィメタル界の重鎮。オジー・オズボーン、ロニー・ジェイムス・ディオなど、時代によって異なるスタイルの音楽を展開してきた。

🎼 『TYR』おすすめ楽曲(筆者の独断と偏見で!)
1️⃣ Anno Mundi - 荘厳でドラマチックなオープニング曲
2️⃣ The Law Maker - 疾走感溢れる様式美メタルの典型
3️⃣ Valhalla - 北欧神話の雰囲気を存分に味わえる一曲
4️⃣ Heaven in Black - ヘヴィかつ壮麗なラストを飾る楽曲
5️⃣ The Sabbath Stones - 初期Sabbathのヘヴィネスと様式美が融合

長年ハードロック・ヘヴィメタルを聴いてきた視点から、Black Sabbathの歴史の中でも異彩を放つこの作品を熱く語りました。ぜひ、『TYR』の壮麗な世界を楽しんでください!