- 基本情報 / Basic Information
- トラックリスト / Track Listing
- メンバー / Personnel
- 【徹底レビュー】Yngwie Malmsteen『Eclipse』― ネオクラシカルの巨星が描いた進化の一枚
- 参考音源
- 通販
基本情報 / Basic Information
| 項目 / Item | 内容 / Details | |
| リリース日 / Release Date | 1990年4月17日 | |
| ジャンル / Genre | ネオクラシカル・メタル、ハードロック | |
| レーベル / Label | Polydor / Universal Music Japan(再発) | |
| 収録曲数 / Number of Tracks | 12曲 | |
| 総再生時間 / Total Runtime | 約55分31秒 |
トラックリスト / Track Listing
| # | 曲名 / Song Title | |
| 1 | Making Love | |
| 2 | Bedroom Eyes | |
| 3 | Save Our Love | |
| 4 | Motherless Child | |
| 5 | Devil in Disguise | |
| 6 | Judas | |
| 7 | What Do You Want | |
| 8 | Demon Driver | |
| 9 | Faultline | |
| 10 | See You in Hell (Don't Be Late) | |
| 11 | Eclipse (Instrumental) | |
| 12 | Making Love (Extended Guitar Solo) |
メンバー / Personnel
| 名前 / Name | 担当楽器・役割 / Instrument & Role | |
| Yngwie J. Malmsteen | Guitar, Guitar Synthesizer (Korg Z3), Moog Taurus, Backing Vocals, Arrangement, Producer | |
| Göran Edman | Lead Vocals | |
| Mats Olausson | Keyboards, Backing Vocals | |
| Michael Von Knorring | Drums | |
| Svante Henryson | Bass, Contrabass, Backing Vocals |
追加ミュージシャン / Additional Musicians
| 名前 / Name | 担当楽器・役割 / Instrument & Role | |
| Bob Ludwig | Mastering | |
| Tom Fletcher | Recording, Mixing | |
| Roger Hughes, Keith Rose | Assistant Engineers | |
| Chris Thompson, David Lau | Cover & Package Design | |
| Tout Sullivan Thomas | Cover Design |
リマスター・再発情報 / Remaster & Reissue
- 2016年10月26日にユニバーサルミュージックジャパンより、SHM-CD仕様・紙ジャケット・完全生産限定盤としてリマスター再発。
- この再発盤はミニLP仕様で、音質向上を目的としたリマスタリングが施されています。カタログ番号はUICY-77854。
商業的成績 / Commercial Performance
- 『ECLIPSE』はスウェーデンや日本で特に人気を博し、日本ではオリコンチャート入りを果たしました。
- アルバムからは「Making Love」「Save Our Love」などがプロモーションビデオ化され、MTVなどでも放映されました。
- 本作はYngwieのキャリアの中でもメロディアスなボーカルとギターの融合が際立つ作品として評価されています。
【徹底レビュー】Yngwie Malmsteen『Eclipse』― ネオクラシカルの巨星が描いた進化の一枚
ギター界の魔術師、イングヴェイ・マルムスティーンが1990年に放ったエポックメイキングな一作『Eclipse』。
新しい音の地平を切り開いたこのアルバムは、今こそ再注目したい傑作です。
✦ 時代を照らした“Eclipse(蝕)の衝撃
1990年――HR/HMが多様に枝分かれしていった激動の時代に登場した『Eclipse』。
それは単なる技巧の饗宴ではなく、ボーカルとギターが互いを高め合う、音楽的融合の極致でした。
この作品から登場した新たなボーカリスト、ヨラン・エドマンの存在感が何よりも象徴的です。
🎤 清流のごとき声:ヨラン・エドマンの透明感
「線が細い」と一部に語られるヨランの声ですが、それが実は最大の魅力。
鋼のようにきらめくイングヴェイのギターに、水面のごとく滑らかな声が寄り添い、
聴く者の心に静かに沁みわたる――。そんな魔法のようなバランスがこのアルバムにはあります。
🎸 曲ごとに魅せる多彩な光と影
| トラック | 印象的な要素 | |
| Making Love | アルバム冒頭から炸裂する攻撃的なリフと、柔らかなボーカルの対比が◎ | |
| Bedroom Eyes | 甘く切ないメロと、歌謡性を孕んだサビが癖になる1曲 | |
| Save Our Love | ネオクラ様式美とバラードの融合。哀愁が胸を打ちます | |
| Motherless Child | 重厚なリフと悲壮感ある旋律で、クラシカルな深みを強調 |
🧭 アルバムの位置づけ:聴きやすさ vs 技巧美
『Eclipse』は、イングヴェイ作品の中でも最もメロディックかつ洗練された1枚として知られています。
それは技術の誇示だけではない、ボーカルとの調和や感情表現を重視した結果と言えるでしょう。
しかもこの「聴きやすさ」は、初めて彼に触れるリスナーの最初の1枚としても理想的です。
一方で往年のファンにとっては、「技巧と叙情の両立」という新たな進化を見出す喜びがあるでしょう。
🎧 初心者も安心:『Eclipse』から始めるネオクラシカルの旅
| おすすめ楽曲 | ポイント | |
| Making Love | 王道ロックの中に技巧が光る | |
| Bedroom Eyes | キャッチーで耳なじみ抜群 | |
| Save Our Love | 感情に訴える名バラード | |
| Far Beyond The Sun(別作) | インストの代表曲。技巧爆発! | |
| I Am a Viking(別作) | エピックなリフと構成力が秀逸 |
✨ 今こそ、この“蝕”に触れてほしい
『Eclipse』は、イングヴェイの美学がメロディという翼を得て舞い上がった瞬間。
ハードロックがクラシカルになった瞬間。
その響きは今も新しく、そして誰かの人生のBGMになる可能性を秘めています。
心に残る1枚がほしいなら、ぜひ『Eclipse』の光と影を味わってみてください。
あなたのプレイリストに、新たな風が吹きこむかもしれません。

