80’s METALの日々

音楽は自由、メタルは情熱!

THIN LIZZY / Live and Dangerous

 本ページはプロモーションが含まれています

🎸作品との出会い、今読み解く理由

あの頃、ラジオから流れてきた「The Boys Are Back in Town」に胸が高鳴った瞬間。
Thin Lizzyのライブアルバム『Live and Dangerous』は、そんな記憶を鮮やかに蘇らせてくれる一枚です。

ライブ盤でありながら、スタジオ作品のような完成度。
それでいて、観客との一体感やステージの熱気がそのまま伝わってくる。
このアルバムは、ただの記録ではなく、時代を超えて心に響く“体験”なのです。

📀基本情報:『Live and Dangerous』

項目 内容
リリース日 1978年6月2日
ジャンル ハードロック、ブルースロック
レーベル Vertigo(UK)、Warner Bros.(US)
収録曲数 17曲
総再生時間 約76分27秒
再発盤仕様 2023年1月20日発売:8CDスーパー・デラックス・エディション(新規リマスター+未発表ライブ音源)

🎶トラックリスト(オリジナル盤)

# 曲名
1 Jailbreak
2 Emerald
3 Southbound
4 Rosalie / Cowgirl's Song
5 Dancing in the Moonlight
6 Massacre
7 Still in Love with You
8 Johnny the Fox Meets Jimmy the Weed
9 Cowboy Song
10 The Boys Are Back in Town
11 Don't Believe a Word
12 Warriors
13 Are You Ready
14 Suicide
15 Sha La La
16 Baby Drives Me Crazy
17 The Rocker

🎤メンバーとゲストミュージシャン

メンバー
名前 役割
Phil Lynott ボーカル、ベース
Scott Gorham ギター
Brian Robertson ギター
Brian Downey ドラムス、パーカッション
追加ミュージシャン
名前 役割
John Earle サックス(Dancing in the Moonlight)
Huey Lewis ハーモニカ(Baby Drives Me Crazy)

🎧楽曲レビュー:心に残る3曲

1. Still in Love with You

この曲は、Thin Lizzyの“哀愁”を象徴するバラード。
ライブ盤では、ギターソロがまるで語りかけるように響き、時間が止まったような感覚に包まれます。
Phil Lynottのボーカルは、切なさと優しさが同居していて、聴くたびに胸が締め付けられるよう。
ギターのトーンも絶妙で、まるで夜の街角で誰かを想うような情景が浮かびます。

2. Jailbreak

アルバムの幕開けを飾るこの曲は、Thin Lizzy流ハードロックの真骨頂。
イントロのギターリフだけで一気にテンションが上がり、ライブの空気が一瞬で伝わってきます。
歌詞は脱獄をテーマにしたストーリー仕立てで、まるで映画のワンシーンのよう。
観客の歓声とバンドの一体感が、音の隙間から溢れ出してくるような名演です。

3. The Boys Are Back in Town

Thin Lizzy最大のヒット曲であり、ライブ盤でも絶対的なハイライト。
ツインリードギターの美しさ、キャッチーなメロディ、そして“仲間が帰ってきた”というテーマが、世代を超えて共感を呼びます。
この曲を聴くと、あの頃の仲間たちの顔が自然と浮かんでくる。
ライブでは観客との掛け合いも絶妙で、まさに“戻ってきた感”が全開です。

🕰文化的・世代的な意義

1970年代後半、ロックは多様化の時代。
そんな中でThin Lizzyは、ライブバンドとしての実力と、アイリッシュ・ソウルを宿した詩情で独自の地位を築きました。

このアルバムは、ただのライブ記録ではなく、当時の空気感や価値観を封じ込めた“文化的ドキュメント”でもあります。
若い世代にとっては、ライブの本質を知る入り口としても最適です。

❤️筆者のおすすめポイント

「Still in Love with You」は、今でも夜にひとりで聴きたくなる曲。
そして「Rosalie / Cowgirl's Song」の軽快さと観客との掛け合いは、ライブ盤ならではの楽しさ。
あの時代、ラジカセの前で息を潜めて聴いていた記憶が、今も音とともに蘇ります。

🔗まとめ

『Live and Dangerous』は、Thin Lizzyのライブバンドとしての真価を刻んだ金字塔。
再発盤で初めて触れる人も、当時リアルタイムで聴いていた人も、ぜひ今の耳で再発見してほしい。