1991年発売
Track listing
- Livin' My Life for You
- Talk to the Moon
- Hell's Gone Crazy
- Do You Like It Like That
- Ballerina
- Signs of Danger
- Walkin' Out to Heaven
- Stray Kid
- Piggy Back Bitch
- Where the Eagle Learns to Fly
- We Taught the Children
Personnel
- Andi Deris - vocals
- Alfred Koffler - guitar
- Dennis Ward - bass
- Kosta Zafiriou - drums
感想
アルバムレビュー:アンディ・デリス在籍時の名盤
現HELLOWEENのボーカリスト、アンディ・デリスが在籍していたバンドの日本デビュー作であり、2枚目のアルバム。この作品は、アメリカンハードロックに近いサウンドを持ちながらも、哀愁漂うメロディが特徴で、間違いなくジャーマンメタルのスピリットを感じさせます。
トラック別レビュー:アンディ・デリスの真価が光る楽曲たち
『Livin' My Life for You』
キャッチーでメロディアスなナンバー。アンディ・デリスの深みのある声が、楽曲に哀愁を与え、カッコ良いハードロックに昇華されています。『Talk to the Moon』
アンディの歌声をフルに活かした珠玉の一曲。まるで月に語りかけるような深い感情が込められています。『Hell's Gone Crazy』
アメリカのバンドを彷彿とさせるアレンジが新鮮。エネルギッシュなサウンドが耳に残ります。『Do You Like It Like That』
その楽曲構成は、まさに伝説のハードロックバンドドッケンを彷彿とさせるものがあります。『Ballerina』
このアルバムの中で特に印象的なパワーバラード。感情的で心に響く一曲です。
アルバムの特徴と魅力
個人的には、アルバム前半の楽曲が特に好みですが、後半の楽曲にも注目です。独特なアメリカンテイストが散りばめられており、当時の他バンドとの差別化に成功している印象を受けます。
このアルバムは、アンディ・デリスの才能を改めて感じることができる作品です。彼のボーカルを愛するリスナーにとって、満足感の高い一枚であることは間違いありません。
終わりに
アンディ・デリスのファンだけでなく、80年代のハードロックやジャーマンメタルに興味のある方には必聴の作品です。洗練された楽曲構成と彼の力強いボーカルが織り成す音楽の世界を、ぜひ堪能してください。


