- 基本情報 / Basic Information
- 収録曲 / Track Listing
- メンバー / Personnel
- 【レビュー】ANTHEM『DOMESTIC BOOTY』~激動の時代が生んだ、複雑な輝きを放つ問題作~
- 参考音源
- 通販
基本情報 / Basic Information
| 項目 | 内容 | |
| リリース日 | 1992年3月16日(オリジナル盤) | |
| ジャンル | ヘヴィメタル / ハードロック | |
| レーベル | キングレコード / NEXUS | |
| 収録曲数 | 11曲 | |
| 総再生時間 | 49分49秒 |
収録曲 / Track Listing
| # | 曲名 | |
| 1 | Venom Strike | |
| 2 | Renegade | |
| 3 | Gold & Diamonds | |
| 4 | Mr. Genius | |
| 5 | Heavy Duty | |
| 6 | Blood Sky Crying | |
| 7 | Cry In The Night | |
| 8 | The Dice Of No Mercy | |
| 9 | Devil Inside | |
| 10 | Willesden High-Road | |
| 11 | Silent Cross |
メンバー / Personnel
| 名前 | 担当楽器・役割 | |
| 柴田直人 | ベース、バックボーカル | |
| 森川之雄 | リードボーカル | |
| 清水昭男 | ギター、バックボーカル | |
| 大内貴雅 | ドラムス、バックボーカル |
追加ミュージシャン / Additional Musicians
| 名前 | 担当楽器・役割 | |
| ドン・エイリー | シンセサイザー(ゲスト) |
リマスター・再発情報 / Remaster & Reissue Information
| 年 | フォーマット | レーベル | 備考 | |
| 1999年 | CD(リマスター盤) | Nexus | 「Venom Strike」が『BEST II』収録のリミックス・ヴァージョンに差し替え | |
| 2005年 | CD(リマスター盤) | King Records | 「Venom Strike(Remix Version)」と「Renegade(Edit Version)」がボーナストラックとして収録 | |
| 2010年 | SHM-CD | Nexus | ボーナストラックなし | |
| 2017年 | Blu-spec CD | Nexus | ボーナストラックなし |
【レビュー】ANTHEM『DOMESTIC BOOTY』~激動の時代が生んだ、複雑な輝きを放つ問題作~
日本のヘヴィメタルシーンを牽引するANTHEMが、1992年にリリースしたアルバム『DOMESTIC BOOTY』。本作は、メンバー交代という激動の状況下で制作され、今なお様々な議論を呼ぶ作品です。この記事では、収録曲ごとの詳細レビューや、アルバムの持つ歴史的意義について紐解いていきます。
アルバムの背景
前作リリース後、ギタリストの福田洋也氏が脱退。その後、中間英明氏が加入するも短期間で脱退し、バンドは混乱の渦中にありました。そんな中、当時20歳という若さで清水昭男氏が加入。彼の卓越したギターワークは、バンドの新たな可能性を切り拓いたと言えるでしょう。
楽曲レビュー
- Venom Strike - キャッチーなメロディと攻撃的なギターリフが絡み合うオープニング曲。ライブでの盛り上がりは必至。
- Renegade - 力強いグルーヴが特徴の楽曲。ANTHEMの持つヘヴィな側面が前面に出た作品。
- Gold & Diamonds - ドラマティックな展開が印象的なナンバー。ギターソロの美しさが際立つ。
- Mr. Genius - テクニカルなギターワークが冴え渡る。疾走感のあるリズムが心地よい。
- Heavy Duty - 低音が響くヘヴィなリフと、緻密なアレンジが魅力の楽曲。
- Blood Sky Crying- 叙情的な歌詞とメロディが感動を呼ぶ。バラード調の楽曲として特に印象的。
- Cry In The Night - 静かに語りかけるようなメロディが魅力。エモーショナルなギターソロに注目。
- The Dice Of No Mercy - スピーディーな展開とパワフルな演奏が特徴。疾走感あふれる楽曲。
- Devil Inside - ダークな雰囲気を纏いながらも、力強いメロディラインで惹きつける。
- Willesden High-Road - スリリングなギターリフが印象的。全体の流れを引き締める一曲。
- Silent Cross - アルバムのラストを飾る壮大な楽曲。物語の幕が閉じるかのような余韻を感じさせる。
『DOMESTIC BOOTY』の持つ複雑な魅力
本作は、ANTHEMにとって新たな方向性を模索したアルバムであり、従来のスタイルとは異なるアプローチがなされた作品です。しかし、メンバーチェンジの影響もあり、一体感の欠如を指摘する声もあります。そのため、往年のANTHEMファンの間では評価が分かれる作品でもあります。
とはいえ、若きギタリスト・清水昭男氏の才能が光る楽曲群は、バンドの新たな可能性を示しており、これまでのANTHEMとは異なる魅力を持っていることは間違いありません。
まとめ
『DOMESTIC BOOTY』は、ANTHEMにとって大きな転換点となった作品です。混乱の中で生まれたアルバムだからこそ、その音楽には緊張感と挑戦の精神が宿っています。バンドの歴史を振り返る上で欠かせない一枚と言えるでしょう。
このレビューを読んで改めて聴き直してみたくなった方も多いのではないでしょうか?ぜひ、当時の背景を思い浮かべながら、音楽に浸ってみてください!

