基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2023年4月21日 |
| ジャンル | ヘヴィメタル・ハードロック |
| レーベル | ワードレコーズ(国内盤) |
| 収録曲数 | 11曲(CD) |
| 総再生時間 | 52分41秒 |
Track listing
CD
| # | 曲名 |
|---|---|
| 1 | Snake Eyes |
| 2 | Wheels of Fire |
| 3 | Howling Days |
| 4 | Roaring Vortex |
| 5 | Blood Brothers |
| 6 | Master of Disaster |
| 7 | Void Ark (Instrumental) |
| 8 | Faster |
| 9 | Burn Down the Wall |
| 10 | Mystic Echoes |
| 11 | Danger Flight |
Blu-ray収録曲
《LIVE CIRCUS vol.4 Tour Final DAY2 2019/11/17 Shin Yokohama NEW SIDE BEACH!!》
| # | 曲名 |
|---|---|
| 1 | Don't Let It Die |
| 2 | Keep Your Spirit Alive |
| 3 | Overture~On And On |
| 4 | Blood Line |
| 5 | Death To Death |
| 6 | Voice Of Thunderstorm |
| 7 | Evil Touch |
| 8 | Walk Through The Night |
| 9 | Sacred Trace |
| 10 | Gypsy Ways (WIN, LOSE OR DRAW) |
| 11 | Awake |
| 12 | Do You Understand |
| 13 | Shout It Out! |
| 14 | Engraved |
| 15 | Soul Cry (Cat’s In Kutsushita) |
| 16 | Night After Night |
| 17 | Wild Anthem |
このBlu-rayには、2019年11月17日に新横浜NEW SIDE BEACH!!で行われたライブ映像が収録されています。
| 名前 | 担当楽器・役割 |
|---|---|
| 柴田直人 | ベース、プロデュース |
| 清水昭男 | ギター |
| 森川之雄 | ボーカル |
| 田丸勇 | ドラムス |
Additional musicians
| 名前 | 担当楽器・役割 |
|---|---|
| 高濱祐輔 | キーボード |
【ANTHEM】世界を魅了するヘヴィメタルの進化—『CRIMSON & JET BLACK』徹底レビュー
日本のヘヴィメタルを語る上で欠かせない存在、ANTHEMが2024年にリリースした最新アルバム『CRIMSON & JET BLACK』。全編英語詞への挑戦が話題となった本作は、果たしてファンの期待に応えたのか?その答えは、一音目から確信へと変わるほど圧倒的だ。
🎸 ANTHEMの進化と挑戦
長年、日本のヘヴィメタルシーンを牽引してきたANTHEM。今回のアルバムでは、世界市場を視野に入れ、さらに進化したサウンドを展開している。プロデュースを務めたのは、柴田直人氏と世界的音楽プロデューサーイェンス・ボグレン。彼の手腕によって、各楽器の分離感と迫力が格段に向上しているのが印象的だ。
特に注目すべきは、清水昭男氏のギタープレイ。リフの刻み、流麗なソロ、そして全体のサウンドメイクに至るまで、そのすべてが研ぎ澄まされている。ANTHEM史上、最も洗練されたギターサウンドと言っても過言ではないだろう。
🔥 トレンドを意識した楽曲構成
本作の最大の特徴は、全編英語詞であること。これは単なる言語の変更ではなく、世界市場に挑むための戦略的な決断だ。SNSでは「英語詞に違和感を感じる」という声もあるが、実際に聴いてみると、ANTHEMの持つメロディアスな楽曲の美しさが際立ち、むしろ普遍的な魅力が増しているのが分かる。
🎶 初心者でも楽しめる名盤
ANTHEMを初めて聴く方にもおすすめできるのがこの『CRIMSON & JET BLACK』。バンドのエネルギーを存分に感じられる一枚であり、これまでの代表曲「Wild Anthem」「Gypsy Ways」「Hunting Time」などと並ぶ名曲が生まれている。
加えて、ANTHEM初心者向けのおすすめアルバムとしては以下の5枚を挙げたい:
- ANTHEM (1985) - バンドの原点を体験できるデビューアルバム
- TIGHTROPE (1986) - メロディアスでキャッチーな楽曲が詰まった一枚
- GYPSY WAYS (1988) - バンドの方向性を決定づけた歴史的名盤
- DOMESTIC BOOTY (2001) - 復活後のパワーが炸裂するアルバム
- CRIMSON & JET BLACK (2024) - 世界市場に向けた挑戦的な最新作
💡 ANTHEMが示す未来
今回のアルバムは、長年日本のヘヴィメタルシーンを支えてきた彼らが、さらに広い世界へと羽ばたこうとする意気込みを感じさせる。イェンス・ボグレンとの共同制作、そして英語詞への移行は、単なる変化ではなく、次なるステージへ進むための必然的な選択だったのではないだろうか。
日本のヘヴィメタルシーンが持つ可能性は計り知れない。ANTHEMの挑戦が、新たな潮流を生み出し、より多くのバンドが世界に目を向ける契機となることを期待したい。
あなたもこの『CRIMSON & JET BLACK』の世界に浸ってみませんか?音楽の力は、言語を超え、魂に響くもの。ぜひ、ヘヴィメタルの新たな扉を開いてみてください!
参考音源


